NHKからARで遮光器土偶を体験できる「土偶AR」登場!高精細な3DモデルをAR表示できる
ARで遮光器土偶を体験できる「土偶AR」がNHKの公式サイトに登場しました。本サービスでは、スマートフォンやタブレットを通してARで縄文時代の有名な遮光器土偶を目の前に出現させて拡大や縮小して楽しめるほか、ARの土偶と一緒に写真撮影をすることも可能です。
ARの土偶をアプリ不要で気軽に楽しめる
本サービスは特定のアプリをダウンロードする必要がなく、NHKの「土偶AR」公式サイトにアクセスし、自身のスマートフォンかタブレットを利用して「ARで見る」をタップするだけで気軽にAR体験を楽しむことができます。ほぼ実寸サイズ(34.2cm)で出現する土偶は、シチュエーションに応じて拡大・縮小して楽しむことができるほか、見慣れた風景に現れたAR土偶を撮影することも可能です。
この土偶はもともと赤く塗られており、当時の彩色を再現した「赤い土偶」を出現させて鑑賞することもできます。
番組やSNSを通して楽しめる
ARで出現する土偶は東京国立博物館が所蔵する、青森県つがる市木造亀ヶ岡で出土した約3000年〜2400年前の縄文時代晩期の土偶です。本ARコンテンツはNHKのBS8K番組「見たことのない文化財」に合わせて制作され、本番組ではこの土偶について徹底鑑賞していくとのこと。また、6月30日までオンラインで開催される「NHK技研公開2021」では、離れた人と共に遮光器土偶のコンテンツを視聴できるシステムが紹介されるそうです。
現在NHKではAR土偶と一緒に撮影したツーショット写真をTwitter上で募集しています。ハッシュタグ「#土偶がいる」をつけて投稿し、身近な人とAR体験をシェアしながら楽しむこともできそうです。
貴重な文化財を8Kで撮影・保存するプロジェクトで、
— NHKニュース (@nhk_news) May 31, 2021
「土偶AR」をつくりました。
縄文時代の有名な「遮光器土偶」が、対応スマートフォンやタブレットではあなたの目の前に現れます。スクリーンショットをサイトから投稿することもできます。#土偶がいるhttps://t.co/BKB7Hh16lp
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ARGO編集部のひとこと
AR技術を活用することで、身近な風景に対象を出現させることができ、ユーザーに対象をより身近に感じてもらうことができます。臨場感を持ってリアルに再現することができるため、対象に興味を持ってもらうきっかけになりやすく、現在では歴史や学び・教育などにおいてAR技術は幅広く活用されています。