AR/VR/MR作品の募集を開始した「XRクリエイティブアワード2021」!授賞イベントはオンラインにて配信
AR/VR/MR業界を先導するクリエイターや作品を発掘し、活動の支援や認知度向上を目指す「XRクリエイティブアワード2021」が開催され、2021年5月18日より応募作品の募集が開始されました。AR/VR/MRの業界団体である一般社団法人XRコンソーシアムによって開催される本アワードは今年で第7回目を迎え、「clairvoyance(千里眼)」というテーマで作品を募り、2021年9月4日にオンライン配信にて授賞イベントを実施する予定です。
一般社団法人XRコンソーシアムが2015年から開催する「XRクリエイティブアワード」は、アート・エンターテイメント・ゲーム・産業活用・サイエンス・教育・建築など、幅広い分野でAR/VR/MRを活用したあらゆるプロジェクト・作品・コンテンツ・アプリケーションを対象としており、2021年からは部門賞が設置されます。
AR/VR/MRを活用したサービスや作品を賞賛・評価することでXR市場におけるクリエイターの認知向上を先端テクノロジーのシェアを目的とする本アワードでは、XR技術のメリットを最大限に利用した新しい体験型の表現を募集しています。
キュレーターの内田まほろさんをゲスト審査員として迎えるほか、AR、VR、テクノロジー、アート、アカデミアの第一線で活躍するXRコンソーシアムを審査員として作品を評価します。
AR/VR/MRが使える技術として世の中に広まりつつある現在、さらに先を見据えて新しい価値を創出する本アワード。長引くコロナ禍で社会や人々の意識が大きくが変化し、ニーズも変容しつつある世の中において、XR技術を活用したどんな作品が生まれるのか、授賞発表が楽しみです。
ARGO編集部のひとこと
AR/VR/MRなどの先端テクノロジーの総称であるXRを活用したサービスは、近年様々な業界で開発されており、最近ではKDDI株式会社によるXRアプリ「5G XR VIEWER SATCH X powered by STYLY」や博報堂DYグループ横断プロジェクト「hakuhodo-XR」、渋谷PARCOに集結したバーチャルアート展「SHIBUYA XR SHOWCASE ART MONTH」などが注目を集めました。XR技術を活用したサービスはまだ黎明期にあるといえますが、日常的に利用されるサービスとして世の中に浸透する日はもうすぐそこまで来ているかもしれません。
INFO
「XRクリエイティブアワード2021」概要
【応募期間】2021年5月18日(火)~7月15日(木)23:59
【受賞賞金】
・最優秀賞 ×1 (10万円)
・優秀賞(ゲーム部門 ) ×1 ( 5万円)
・優秀賞(コンテンツ・アート部門 ) ×1 ( 5万円)
・優秀賞(エンタープライズ部門 ) ×1 ( 5万円)
・優秀賞(学生部門) ×1 ( 3万円)
・スポンサー賞(スポンサーがついた場合)
(審査員特別賞は選考過程により決定:1万円)
【対象作品】2020年、2021年に制作されたVR/AR/MR作品
【選考スケジュール】
・5/18 募集開始
・7/15 募集締切
・1次審査・2次審査を実施
・8月中旬 ファイナリスト発表
・9/4 ファイナル審査・授賞式