中国のARハードウェアメーカーが新型ヘッドセット「Rhino X」を発表
中国に拠点を置くハイテク企業Ximmerseは、新型ARヘッドセット「Rhino X」を発表しました。
出典:Ximmerse
「Rhino X」は半導体大手Qualcomm(クアルコム)のモバイル向けチップセット「Snapdragon 835」で動きます。同ARヘッドセットには統合型のディスプレイが搭載されており、投影されたARコンテンツを反射する形でバイザーに表示します。
着脱式バッテリーのためバッテリーを交換すれば、プレイを中断することなくそのまま続けられます。また、ARコンテンツを任意の場所に固定するマーカーベースのトラッキングシステムを実装しており、AR表示に不具合が生じない仕組みづくりがされています。
「Rhino X」を購入すると、トラッキングパッドや多面体型のビーコン、ハンドガン型コントローラー、6DoF対応のハンドコントローラーも付属。(※6DoF:デバイスの向きと位置情報の両方を認識するトラッキング)ARヘッドセットと連携することで、さまざまな遊び方が可能です。
ARGO編集部のひとこと
2019年9月現在、ARはスマホなどでの一時的な利用が多くなっていますが、ARヘッドセットは多様な機能が実装されているため、仕事や遊び、娯楽などシーンを問わずに活用できそうです。ARヘッドセットの登場により、AR体験が限定的な利用ではなく、継続的な体験になる未来がくるかもしれませんね。