日本初の試み!株式会社MESONが「NrealLight」を活用しARコミュニケーションサービスの共同研究を開始
株式会社MESONは株式会社博報堂DYホールディングスと協力し、中国のスタートアップ企業・Nreal Ltd.が開発した次世代MRグラス「NrealLight」の開発者キットを活用し、体験拡張時代のコミュニケーションサービスのプロトタイプ開発と実証実験を行うことを発表しました。
「NrealLight」とは、メガネ型の形状と88gという軽量さが特徴のMRデバイスで、本体に搭載された3基のカメラによって空間を認識し、現実世界にデジタルな物体や情報を重ね合わせて表示します。2020年春に発売予定で、販売価格が499ドルと従来のMRグラスに比べて安価である点でも話題を呼んでいます。
実証実験では、AR空間内で相互的にコミュニケーションをとる街規模のビジョンベース型(画像認識・空間認識技術の活用で周囲の環境を解析し、情報を提示するAR)のARプロトタイプの開発を行っています。これにより、「NrealLight」の画面上でデジタルコンテンツの閲覧や、SNS投稿を複数のユーザーで行うことができます。ARが普及した新時代のコミュニケーションツールを想定しています。
2019年10月現在、「NrealLight」を用いた街規模のビジョンベース型コミュニケーションARクラウドアプリケーションの開発は日本初の試みとなります。
本プロジェクトの開始に伴い、MESONは賛同パートナーを募集中です。さまざまな地域での市街・施設などを利用した実証実験の実施により、MRグラスが普及した時代の街づくりや施設のデジタル活用の知見を蓄積できる機会を提供するとしています。
ARGO編集部のひとこと
今回の取り組みは、ARクラウドが社会実装された未来のコミュニケーションサービスを探るために行われたとのこと。AR/VRが当たり前になる未来の第1歩が本実証実験を皮切りに始まったと感じました。
INFO
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会社名:株式会社MESON
メールアドレス:info@meson.tokyo
担当者:本間悠暉