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『ARスポーツ「HADO」は教育ツールになりうるのか』小学校でARスポーツの公開授業を開催

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2019年8月19日、東京学芸大学附属世田谷小学校の公開授業を通して、ARを活用したテクノスポーツ「HADO」 を使用した、「実際にARスポーツは体育の授業に取り入れることができるのか」という検証セミナーが開かれます。

今回のこのセミナーは、社会とスポーツ業界との関わりを追求し、さまざまな取り組みをしている株式会社スポーツマリオが運営する「スポジョバ」と、テクノスポーツのオリンピックを創造している株式会社meleapが手を組み、日本の初等教育をリードしている東京学芸大学付属世田谷小学校の協力を経て実現しました。

「HADO」は、頭にスマートフォン用のヘッドマウントディスプレイと腕にアームセンサーを装着し、身体を動かして手からエナジーボールを出して技を繰り出し、対戦するARスポーツです。

ARスポーツ「HADO」出典:youtube

このセミナーでは、実際に体育の授業の中で6年生と4年生の学童が「HADO」をプレイする様子を見学することができます。また、参加者が体験する時間も1時間ほど設けられています。

子どもたちの発達における体力や体格などの差をフラットにできる可能性があるARスポーツが体育の授業、教育に参入することができるかどうか、新しいスポーツのあり方を社会に問いかける取り組みとなっています。教育関係にお勤めでない方でも、教育に興味や関心がある方なら参加OKとのことです。ぜひ参加してみてかいかがでしょうか。

ARGO編集部のひとこと

教育とARはとても相性が良いとは思っていましたが、まさか体育の授業にこんな早い段階で導入の検討される日が来るとは正直驚きました。しかし、近年の子どもたちの成長を見ていると小学生の高学年から中学生に掛けては身体の成長の度合いに大きな差があり、大人のような体をしている子もいれば、とても成長が緩やかな子もいます。そのような中で同じように体育の授業で扱うことは果たしてどうなのだろうと疑問に思っていた先生方も多いのかもしれませんね。このセミナーを通して新しい発見と可能性がありそうです。

INFO

イベント情報「夏の教育研究セミナー」

開催期間・開催日:2019年8月19日(月)10時~17時

場所:東京学芸大学附属世田谷小学校(講堂)

参加費:1000円

関連リンク

  1. PRTIMES - 株式会社meleap プレスリリース

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