ARを活用し荷物のサイズを測定できるシステムを発表!株式会社Automagi
Automagi株式会社はAR技術とAI技術を活用し、スマートフォンやタブレット端末で荷物を撮影することで荷物のサイズを測定できるシステムを開発しました。
Automagi株式会社はAIソリューションシステム「AMY」を開発・提供しており、2020年12月からスマート物流を支援するスマホAIアプリケーション基盤技術をテーマに「物流・小売業界の人で不足」「ニーズの多様化とそれに伴う効率性の低下」を映像処理AI技術で解決するため研究開発を行っています。
本システムでは物流作業で自動化・省略可が期待される荷姿のサイズ測定を画像認識を通じて実現します。撮影する端末側のAR技術とAI技術を活用し、スマートフォンやタブレット端末で荷物を撮影することで対象物の輪郭を自動的に取得します。 現在の測定システムの精度は現在直方体の定形荷物であれば90%以上ともなっており、今後コンビニでの宅配収集や倉庫管理のためのマスターデータ測定、トラックドライバーの料金特定などに活用できると想定し開発中とのことです。
今後は非定形の荷物にも対象を広げ荷物の3辺の長さを検出できることを目指す予定です。 2021年にかけてスマート物流をさらに支援する基盤技術研究とアプリケーションの開発をすすめ、物流業界の課題・社会課題の解決を行うべく貢献していくそう。
ARGO編集部のひとこと
業務効率化のため、本システムではARを活用して荷物のサイズ測定を可能とします。法人利用の業務効率化のシーンだけでなく、AR荷物サイズ計測は一般的な集荷などでも活用できそうです。 他にもARを利用してサイズ測定できるものとしては、ソーシャルディスタンスを測れる「Keep Distance Ruler」や足のサイズを測定できる「ZOZOMAT」などが挙げられます。