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ARでモナリザやピカソを楽しむ!自宅で絵画を鑑賞できるARアプリ「Museum From Home」

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美術館アプリメーカーCuseumは、ARアプリ「Museum From Home」を2020年5月にリリースしました。

「Museum From Home」とは自宅にいながらARで名画を鑑賞できるアプリです。アプリ内にあるギャラリーからアートを選び、スマホを壁の方向に向けると、選択した絵画がARで表示されます。ARアートは拡大縮小できるため、細部まで鑑賞可能。対応絵画はレオナルド・ダヴィンチの『モナ・リザ』やエドヴァルド・ムンクの『ムンクの叫び』などの有名絵画となっています。

自宅にいながらARアートを鑑賞できる「Museum From Home」

出典:Cuseum

新型コロナウイルス感染症の影響により、世界中の美術館が休館を余儀なくされています。2020年6月現在、経済活動は徐々に再開しつつありますが、感染拡大防止策を行った上での運営が求められています。本アプリを活用することで、人と接触することなく絵画鑑賞が行えるため、新しい鑑賞方法のひとつとして注目を集めています。

ARGO編集部のひとこと

本アプリを活用すれば感染リスクを抑えつつ、絵画鑑賞を楽しむことが可能になります。自宅で絵画を鑑賞できるアプリは本事例のほか、Googleが開発した「Google Arts&Culture」アプリが挙げられます。こちらはARで美術館を出現させ、館内でARアートを眺めることができる機能を備えており、美術館のオンライン化を実現しています。

長期化するコロナ問題によって、美術館・博物館などの文化施設は経営危機に直面しています。日本でも埼玉の美術館が寄付を募るニュースが報じられるなど深刻な状況です。安全に鑑賞ができるようデジタルコンテンツを活用した整備をおこなう一方で、現代に残る歴史資産の保存のためにも新たな支援の形が求められています。

INFO

ARアプリ「[AR]T Museum」

【ストアURL】App Store(iOS)

関連リンク

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