Snapchatがライブを盛り上げるARフィルターを全米最大級の電子音楽フェス(EDC)に提供 ARマップの利用や友だちを見つけられる
写真共有アプリSnapchatは4種類のARフィルターを開発し、全米最大のダンスミュージックフェスティバル「Electric Daisy Carnival(EDC)」に提供したことを発表しました。本ARフィルターはSnapchatとアメリカの大手イベントプロモーター・Live Nationとの提携によって実現し、EDCを含む全米の複数のコンサートに登場するということです。
EDCの会場で楽しめる4つのARフィルター
- 1.Night Owl Lens…EDCの象徴であるフクロウが頭上を舞い上がります。スカイセグメンテーション機能によって、参加者の周囲に正確に表示されます。
- 2.Daisy Lens …参加者の周りの地面から花が咲きます。
- 3.AR Compass…フェスティバル会場のARマップで、各ステージで誰が演奏しているか、あるいは次は誰が演奏するのかを確認できます。
- 4.Friend FindAR Lens…アプリの現在地の共有をオンにすると、友人のいる方向と距離が正確にわかります。
EDCとは
ラスベガスのカーレース場で開催されるEDC LAs Vegasを中心にアメリカ、ヨーロッパ、南米、そしてアジアなどで幅広く世界展開されるビッグフェスティバル。動員数は毎年100万人を超え、世界3大EDMフェスのひとつに数えられています。
ARGO編集部のひとこと
音楽シーンを盛り上げる手段として、ARを活用した演出が取り入れられています。本事例のようなARフィルターを活用することで、AR写真がSNS上へ拡散され、SNSでの話題性獲得や認知度向上につながります。そのほかにもアーティストのMVでの利用や新曲CDのプロモーションにも用いられており、新しい映像表現や宣伝手段として導入されています。
INFO
ARアプリ「Snapchat」
【ストアURL】 App Store(iOS) / Google Play(Android)