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世界初!ARを搭乗券に活用。鳥取県が香港空港と連携し観光PR

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2018年11月13日、鳥取県は香港航空と連携し、ARを活用した搭乗券を発行することを発表しました。搭乗券の裏側に印刷されたARマーカーをスマートフォンなどで読み込むと、鳥取県の観光名所を紹介する写真や動画を視聴できるというもの。香港航空の全便に取り入れられ、2019年1月10日から1カ月間使用されます。

※写真はイメージです

香港航空によると、ARマーカーを搭乗券に付加する施策は世界初の試みとのこと。乗客約58万人の目に触れることが想定されており、観光資源を効果的に伝え来県の潜在需要を掘り起すことが期待されています。

ARは香港のカメラマンが撮影した写真や動画を3D化したもの。紹介する観光地は、鳥取砂丘や浦富海岸、白兎神社、大山(賽の河原・鍵掛峠)、三朝温泉(河原風呂・温泉街・三朝川)、境港のカニ漁や競りの様子、水木しげるロード(妖怪ブロンズ像・鬼太郎列車・ライトアップ)などということです。

県国際観光誘客室の鈴木俊一室長は「米子~香港便以外の利用者に鳥取県の魅力を発信できるまたとない機会。全方位からの誘客を心掛けたい」と話しました。

ARGO編集部のひとこと

ARコンテンツは5種類がランダムに登場するとのことで、旅客の空の旅を盛り上げてくれそうです。アクティブに旅客機を利用する層へ鳥取県の観光名所をPRすることで、「次の旅行先に鳥取県を」といった機運を香港を出発する人々にもたらすことができるのではないでしょうか。同様に、飛行機内で観光PRにARを活用している事例として、JTAの事例もございます。またARコンテンツやマーカーは入れ替えや変更が容易なため、チケットやパンフレットのような媒体を取り扱う機関であれば簡単に同様の活用方法が取り入れられます。

INFO

関連リンク

  1. 香港航空 公式ウェブサイト(日本語版)
  2. とりネット/鳥取県公式ホームページ

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