ARで「妖怪さがし」ゲームができる、岩手県・奥州藤原の地のテーマパーク「えさし藤原の郷」
岩手県奥州市の「えさし藤原の郷(さと)」がARアプリのリリースを発表しました。奥州藤原氏時代の歴史と文化を伝える園内で、妖怪を探して捕まえたり、園内ナビを見たりすることができます。
「えさし藤原の郷」は1993年に、古代から中世にかけての東北の歴史を伝えるテーマパークとしてオープン。日本唯一の平安建築群が再現されたテーマパークであり、多くのドラマのロケ地となっていることから、「みちのくのハリウッド」とも呼ばれています。
今回リリースされた2つのアプリ「えさし藤原の郷~ナビ~」「えさし藤原の郷~妖怪探し~」は、そんな園内の新たな楽しみ方として期待されています。
「ナビ」のアプリでは、スマートフォン上のマップに触れたり実際に施設に近づいたりすると、施設や大河ドラマの情報を見ることができ、「妖怪さがし」のアプリでは園内各所に出現する妖怪を捕まえたり集めたりして遊ぶことができます。現実の風景に仮想の画像や動画を付け加えるAR技術が利用されており、スマートフォンのカメラ機能と連動した操作でゲームをプレイすることが可能です。
今後は鬼や座敷わらしなどの18体の妖怪がアプリに現れ、季節限定で河童などの妖怪も登場していく予定ということです。増加する外国人観光客に向けて、多言語にも対応しています。
ARGO編集部のひとこと
奥州藤原氏が栄えた平安時代の文化を学ぶことができる「えさし藤原の郷」での妖怪探し体験にARアプリが用いられ、来場者を楽しませています。観光客にテーマパーク全体を周遊してもらえるという効果も期待できます。
INFO
ARアプリ「えさし藤原の郷〜ナビ〜」
【ストアURL】App Store(iOS) / Google Play(Android)
ARアプリ「えさし藤原の郷~妖怪探し~」(AR対応)
【ストアURL】App Store(iOS) / Google Play(Android)