ケニアのソフトウェア会社が環境保護を訴えるアプリを開発。今年中にリリース予定
2019年6月5日、ケニアのソフトウェア会社のインターネット・オブ・エレファンツ社は、環境保護を訴えるため、ARゲームアプリ「ワイルドバース」を開発しました。
当アプリでは、コンピューターグラフィックスで描かれたジャングルに生息するテナガザルなどの野生動物を、スマートフォンのカメラを通して周囲の景色に重ね合わせて見ることが可能。熱帯雨林の動物を研究する若手科学者らと対戦することもできます。
国際連合広報センター(UNIC)のサム・ブラット氏は、地球上の3人に1人がゲームで遊べるようになっている現環境から、ゲームが行動変化のための強力なツールになる可能性があると指摘。「自然との関係や環境への悪影響が少ない生活を送る方法について、人々が考え方を変えられるよう、ゲーム業界を支援したい」と話しています。
アプリは今年中にリリースされるとのことです。
ARGO編集部のひとこと
全世界の3分の1がゲームで遊べる環境になり、ゲームの影響力はますます大きくなりました。ARとともに環境保護につながるツールになることが期待されます。