弥生時代が体験できるARアプリが配信開始!奈良「唐古・鍵遺跡」で弥生時代にタイムスリップ
2019年3月1日、AR・VR等の技術を使用したアプリケーションの開発をおこなう株式会社ジーンは、スマートフォン・タブレット端末向けアプリ「AR唐古・鍵遺跡 ~よみがえる弥生のムラ~」をリリースしました。
弥生時代の環濠集落遺跡として国の史跡にも指定されている、奈良県磯城郡の唐古・鍵遺跡(からこ・かぎいせき)。規模の大きさのみならず、青銅器の工房跡や、銅鐸・土器・ヒスイなどが多く発見されていることから、近畿地方のリーダー的役割を果たしていた集落だったのではないかと考えられています。
本アプリをインストールしたスマートフォンを現地で起動すると、当集落の大きな特徴の1つである大型建物が、高精細復元CGによるARによって実物大でよみがえるほか、当時のマツリの様子を閲覧することが可能。朝10時~夕方4時までは戦士による模擬戦の様子を、その他の時間はシャーマンによる祈りの儀式の様子を体験できるとのこと。また、マツリに入り込んで記念写真を撮影することも可能です。
マップ上に表示される「?」の場所に行くと画面上で遺物の発掘体験ができる「弥生のお宝探し」や、顔認識機能による「弥生人に変身」モードも搭載。他にも、現地にある貸し出し用端末が「古代鏡」を模したつくりになっているなど、見どころも満載です。
唐古・鍵遺跡を訪れた際は、弥生人の生活に思いをはせながら、AR体験を思う存分楽しんでみてはいかがでしょうか。
ARGO編集部のひとこと
遺跡というまさに歴史を伝える「現地」で、弥生人がどうやって過ごしていたのか?を目の前で体験できるARアプリ。遺跡を訪問した時間によってコンテンツが変化するため、ちょっとしたタイムスリップ気分が味わえそうです。
INFO
ARアプリ「AR唐古・鍵遺跡 ~よみがえる弥生のムラ~ 」
【ストアURL】App Store(iOS) / Google Play(Android)
(日本語 / 英語 / 中文簡体字 / 中文繁体字 / 韓国語に対応)