ARエフェクトアプリ「Effectron」がリリース LiDARの活用で映画のなかにいるようなエフェクトを体験
ARカメラアプリ「Effectron」がリリースされました。「Effectron」は、光を使って離れた物体の距離や方向を測定する技術であるLiDAR(ライダー)を活用。地形データを取得し、その場所にエフェクトを描画します。その世界はまるで映画「TRON※」のようです。
※世界ではじめて全面的にコンピューターグラフィックスを導入したアメリカのSF作品。コンピューター内部の世界を擬人化し、近未来的な映像表現が話題となった映画。
「Effectron」ではARアプリのカメラを通して表示した場所をグリッドで覆われた空間に変化させます。例えば、オフィスや自宅の通路を洞窟にチェンジし、洞窟探検を楽しむことができます。 エフェクトは20種類のなかから選択が可能。地面を揺らしたり、自分がCGのようになったりと、さまざまなエフェクトを体験できます。
アプリを開発した株式会社アフェクションの担当者は、「コロナ禍で仮想現実への期待は確実に大きくなっている。iPadにLiDARが搭載されてARの精度が飛躍的に向上したことからもARの今後にとても大きな可能性を感じている」とコメント。 AR業界の空間エフェクトアプリの先駆けになれないいなという願いを込めて、Effectronを開発・リリースしたそうです。
なお、2020年8月現在は最新のiPad Proのみで動作可能となっています。
ARGO編集部のひとこと
コロナ禍をきっかけに、場所や時間を選ばずに仮想現実を体験できるARが一般の消費者にもさらに浸透しています。エンターテイメントとしてのARの活用がますます身近になっていきそうですね。
INFO
ARアプリ「Effectron」
【ストアURL】App Store(iOS)