LiDARスキャナ機能を活用したAR計測アプリ「HakaruAR for LiDAR」がリリース
2020年5月14日、LiDARスキャナを活用したAR計測アプリ「HakaruAR for LiDAR」が株式会社IDEACLOUDよりリリースされました。「HakaruAR for LiDAR」は新型iPad Proに搭載されたレーザー光を用いたセンサーである「LiDAR」を活用して5m以内の空間情報を取得・スキャンし、3Dメッシュデータを作成してiPadから距離を計測するというアプリ。
出典:IDEACLOUD
「HakaruAR for LiDAR」の登場によって、今までのARKitだけでは不可能だった精度の高い計測が可能となりました。
「HakaruAR for LiDER」アプリはApp storeでの一般向け配布ではなく、法人と契約し提供するエンタープライズ版ARアプリとして制作されているとのこと。
今後は計測ARアプリで必要な機能を、LiDERを活かして、カスタマイズや機能開発を行い順次提供していくそう。計測だけでなくアイデアクラウドが提供するARアプリにも組み入れ、さらに実用性・体験性の高いARアプリケーションになるよう開発を続けるとのことです。
ARGO編集部のひとこと
「HakaruAR for LiDAR」を活用することで手が届きにくい場所や測りにくい場所も素早く計測することができそうです。例えばこれまでは高い場所を計測する際に脚立やメジャーなど道具を利用して計測していましたが、ARとLiDARを活用することで道具を持ち出す手間も減りそうです。 ARでの計測ができるアプリはソーシャルディスタンスを測れる「ARソーシャルディスタンス」や「Keep Distance Ruler」、足のサイズを測定できる「ZOZOMAT」が挙げられます。 LiDARスキャナの機能についてはこちらから確認できます。