LiDARを活用してAR上で編集できるボリュメトリック映像をスマホで実現!次世代プラットフォーム「Rememory(リメモリー)」をcuriocityが正式配信
LiDAR端末を使用してボリュメトリックビデオの撮影・編集・視聴・シェアが可能になるサービス「Rememory(リメモリー)」が、2021年6月30日(水)よりApp Storeにて配信開始されました。curiosity株式会社による次世代のプラットフォームサービス「Rememory」は、LiDAR端末を使用することで、2Dでしか撮影できなかった記録をボリュメトリックビデオと呼ばれる立体映像で撮影できるようになり、AR上での編集や世界に向けての発信が可能です。
LiDAR端末を通して2Dを立体映像として撮影可能
ボリュメトリックビデオとは、現実の場所や人物を三次元デジタルデータに変換し、高画質に再現する技術です。AR/VR/MRで自由に演出・配置を加えることが可能で、これまで大型の撮影手法が発表されるなど、新しいメディア形式として注目を集めています。
「Rememory」はLiDAR端末を使用してiPhone1台で手軽に立体映像を撮影し、AR上で編集することができる画期的なクリエイティブツールです。世界に作品を公開・シェアできる機能も備えており、誰もが簡単に立体映像を体験することができます。また自身で作品を作るだけでなく、好きなアーティストのボリュメトリックビデオを自宅で立体映像として呼び出し、いつでもどこでも自分の好きな時にライブを体験することが可能です。
「Rememory」の特徴
「Rememory」ではアプリの「+」ボタンで、ビデオや写真を撮影する感覚で撮影し、完了後はそのままシェアすることができるほか、メトロノーム機能やセルフタイマーなど収録に便利な様々な機能が搭載されています。
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①三次元クロッピング
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水平方向・垂直方向で撮影したボリュメトリックビデオと三次元的にクロッピングできる機能。被写体の上半身だけを使用したり、ゴミ箱や椅子など最終的に不必要なオブジェクトを消したりするなど様々なケースで利用できます。
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②拡大・縮小編集
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画面上を2本指でピンチすると、対象を拡大・縮小することができます。
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③複製・移動・回転
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撮影した自分を好きな場所に配置したり、複数配置したりすることができます。
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④再生速度調整・逆再生
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同じ速さで再生するだけでなく、2倍速や逆再生などで再生することができるほか、トラック毎に設定して逆再生と順再生を同時に再生することも可能です。
作成したコンテンツは全てアプリ内で管理され、通常の「公開」以外にもURLを知っている人のみにプライベート共有される「限定公開」など、用途に合わせて公開設定を変えることができます。共有されたコンテンツはLiDAR搭載端末以外のデバイスやMRヘッドセット、ウェブブラウザまで様々なメディアで視聴可能です。
さらに、ARで表示しているボリュメトリックビデオを2Dビデオで録画して楽しむこともでき、本サービスを通して、リアルな背景と人物を組み合わせた、臨場感のある様々な映像表現を体験することができます。
ARGO編集部のひとこと
LiDARは光を用いたリモートセンシング技術で、物体の形状や位置を把握することができ、より高性能なARの実現を可能にする最先端技術として注目を集めています。長引くコロナ禍において移動制限のある状況下でも、人をより近くに・リアルに感じられる本サービスは、人との距離を縮める新しいコンテンツとして期待されています。
INFO
「Rememory」アプリ
タイトル: Rememory (リメモリー)
配信開始日時: 2021年6月30日(水)
配信場所: App Store
ジャンル: エンターテインメント/カメラ/SNS
料金: 無料
対応言語: 日本語/英語
対応端末: iOS 14.0以上・iPhone6S以降の端末(一部機能はLiDAR搭載端末のみ)
関連リンク
ARアプリ「Rememory」
【ストアURL】 App Store(iOS)