ARで空中に言葉が浮かび上がる!三菱電機が3次元に文字を表示するアプリの開発を発表
2019年3月5日、三菱電機株式会社は、カメラで写した背景に話した言葉を文字にしてAR表示することができるアプリケーション「空中しゃべり描きアプリ」の開発を発表しました。
本アプリは、3Dモデルを宙に浮かんだように映し出せる同社の「空中しゃべり描き™ UI(ユーザーインターフェース)」の技術と、動画撮影機能などを組み合わせたもので、動画を撮影したい場所でカメラに話しかけて画面をなぞると、話した言葉が立体的な文字になり、指の動きにそって配置することができます。
文字の配置にはARマーカーも利用できるほか、文字を別角度からみたり、吹き出しやイラストを追加したりすることもできるとのこと。同社は、SNSなどで動画を使った交流が増える中、ARを使った新しい動画表現として利用してもらいたいとしています。
開発した試作品は、有力スタートアップが集まる米テキサス州オースティンのイベント「サウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)」に出展予定とのことで、多くの期待を集めています。
ARGO編集部のひとこと
多くの便利なアプリがあるスマートフォンやSNSの普及によって、誰もが「動画製作者」となりえる現代。SNS投稿だけでなく、サプライズのお祝い、告白などの一大イベントなどに、本ARアプリの活用ができそうですね。