ARメッセージで大切な人へ思い出を残すアプリ『OMOIDE AR』の構想を発表
2020年4月1日(水)、おもいで株式会社は、世界中のあらゆる場所に未来に贈りたいおもいでを記録できるARアプリ『OMOIDE AR』を構想中であることを発表しました。
本構想はPR TIMESのエイプリルフール企画「エイプリルドリーム」で発表されました。「エイプリルドリーム」はエイプリルフールに企業が「嘘」ではなく「夢」を語るというコンセプトで開催されています。
『OMOIDE AR』では、世界中のあらゆる場所で大切な人の未来に贈りたいメッセージを隠しておくことができるため、もし利用者に万が一のことがあった場合に、大切な人へ隠しておいたメッセージの存在がひとつずつ伝えられます。 メッセージの受取人はメッセージが隠されている場所に行くことで、まるでそこにメッセージの送り手がいるかのようにメッセージをAR技術で受け取ることができます。
また、メッセージの隠している場所をあえてヒントとして留めておくことで、受け取り手が宝探しのように楽しむことができるようにしたいとの思いもあるとのこと。 新たなメッセージに辿りつくたびに、残された大切な人たちがメッセージの送り手に再会したような嬉しい気持ちになってほしい、との願いが込められています。
毎日のごくありふれた瞬間を何年もかけて少しずつ残していくことで、お別れの日がつらくて悲しいだけの日から、利用者の残したたくさんのおもいでとの出会いが始まる日になり、残された大切な人たちがいつも利用者のことを笑顔で思い出せるような体験を創り出したいと考えているそう。
おもいで株式会社はすでに未来の指定した日にメッセージを送るアプリ 「OMOIDE」を提供しています。本アプリの次期バージョンとして利用者に万が一のことがあった場合にメッセージの送信を開始する「お預かり」機能を提供予定で、さらに今後のバージョンではGPSデータとの連携機能を追加予定となっているそうです。
ARGO編集部のひとこと
今回の構想が実現すれば、アプリを通じて大切な人との思い出をいつでも思い出せるツールとなりそうです。お墓だけでなく、いつも一緒に行っていた場所、お気に入りの場所が故人をしのぶ場所となりますね。関連したサービスとして、世界中のあらゆる場所にメッセージを残せるサービスの他例としてはアプリ「Spot message」のGPS機能を利用した例があります。
INFO
ARアプリ「OMOIDE」
【ストアURL】App Store(iOS) / Google Play(Android)