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ARで当時の丸子船を体験できる!琵琶湖博物館が10月10日にリニューアルオープン

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AR技術を活かした江戸時代の琵琶湖に浮かぶ丸子船を再現する展示などが2020年10月10日にリニューアルオープンする琵琶湖博物館で楽しめます。

琵琶湖博物館がリニューアルし、ARで丸子船が見られる

出典:琵琶湖博物館

滋賀県にある琵琶湖博物館は、予定していた3期分すべてのリニューアルを終え、7月11日にグランドオープン予定でしたが、新型コロナウィルスの影響により3ヶ月の休館、および工事延期となっていました。休館後、工事は再開されこの度、10月10日にリニューアルオープンすることが決定しました。

第3期リニューアルでは、2つの展示室がリニューアルされています。「森」「水辺」「湖」「里」を舞台に、人が自然とどのように向き合ってきたかを紹介する「B展示室」では、自然をシンボルとした龍をナビゲーターに琵琶湖を中心とした環境史を紹介する展示となっています。

本展示では展示のうちの1つとしてAR技術を活用した、琵琶湖に浮かぶ丸子船が再現されています。丸子船はかつて琵琶湖の水運を支えてきた船で、実際に丸子船を作り続けてきた船大工により伝統的な方法で造船されたものが展示されています。タブレットを展示された丸子船にかざすと、当時の景色や船頭の様子がうつしだされ、まるでタイムスリップしたかのような体験が味わえるようになっています。

さらに「A展示室」では、400万年の歴史をもつ「古代湖」である琵琶湖や生き物の変化を展示していて、右半身は骨格標本、左半身は生体を復元した世界初となる「半骨半身標本のツダンスキーゾウ」が展示されます。

湖をメインとした博物館として1996年に開館した本施設は、淡水生物や琵琶湖の自然に関する展示を行っています。これまで2016年に第1期として、微生物の巨大模型を展示する「マイクロアクアリウム」、バイカルアザラシが泳ぐ姿を見られる「古代湖の世界」などをリニューアルし、2018年には第2期として、子どもにとって「博物館の入り口」となる体験展示の「ディスカバリールーム」、実際に標本やはく製を調べることができる「おとなのディスカバリールーム」、琵琶湖に突き出した空中遊歩道「樹冠トレイル」などをリニューアルしています。

琵琶湖博物館広報担当の福井ゆめさんは、「3カ月遅れのお披露目となったが、ようやくグランドオープンを迎えることができる。日本最大の湖で、世界有数の古代湖でもある琵琶湖は、魚や貝、動物、そして人とその文化と関わり、互いに影響を受けてきた。リニューアルした新琵琶湖博物館でそんな『びわこのちから』を体感していただければ」と述べ、来館を呼びかけています。

展示された丸子船にタブレットをかざすとARで当時が再現されるようになっている

出典:琵琶湖博物館

ARGO編集部のひとこと

近年ARによる歴史的建造物などの展示は多くの博物館で取り入れられています。 タブレットやスマートフォンをかざし、当時の状態を再現するAR展示は、来場者にとって臨場感のあふれる体験につながり、印象に残るものとなります。 こうしたARを活用したコンテンツは実際の展示だけでなくオンラインで見せていくことも可能で、オンライン展示など在宅で見られるコンテンツとしても繋げやすいものとなります。

INFO

関連リンク

  1. 琵琶湖博物館-プレスリリース

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