渋谷区とKDDIが観光推進プロジェクトを開始!ARで飲食店情報などを表示
一般財団法人渋谷区観光協会、一般社団法人渋谷未来デザイン、KDDI株式会社は、第5世代移動通信システム「5G(第5世代移動通信システム)」時代を見据え、渋谷の魅力を発見・発信する「渋谷エンタメテック推進プロジェクト」を発表しました。
本企画は「渋谷の街をエンターテイメントとテクノロジーでアップデートする」をテーマに、渋谷の一部を5Gエリア化し、5Gを活用する取り組みを実施するというもの。
第1弾プロジェクトとして、2019年9月11日(水)~22日(日)の間、都市型回遊型イベント「SOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYA 2019」を実施。9月12日(木)にはARとVisual Positioning Service(VPS)技術を利用し、バーチャルな渋谷と現実の渋谷を重ねる「デジタルトランスフォーメーション(DX)」の実証実験を行います。
専用アプリをインストールしたスマホを渋谷の街にかざすと、飲食店情報などがARで表示。さらに、空中を浮遊するさまざまなオブジェクトが街を彩ります。
今後も渋谷で行われるさまざまなイベントを活用し、新たなビジネスモデルの創出を予定。多数の企業・団体が参画できるプラットフォームの構築をはじめ、クリエーターやアーティスト支援なども行い、渋谷の街をエンターテインメントとテクノロジーでアップデートしていくとのこと。
本プロジェクトについて長谷部 健渋谷区長は「KDDIの有するテクノロジーとオープンイノベーションを組み合わせることで、渋谷の街の進化が加速できると期待しています」とコメントしています。
ARGO編集部のひとこと
5G技術はAR・VR技術とも親和性があり、すでにARスマートグラスを利用した実証実験なども開始されています。最新テクノロジーを組み合わせることで、観光事業に新しい価値体験を加えることが可能になりそうです。今後のAR×5Gの技術発展が期待されます。