島根大で「AR和歌展」が開催!古典×テクノロジーで和歌の世界を追体験
島根県松江市にある島根大学松江キャンパスの付属図書館で、AR技術を活用した「AR和歌展」が開かれています。
「古典×テクノロジー」をテーマに、同館所蔵の資料を、ふだん和歌の世界になじみのない方にも楽しんでいただこうという趣旨のもと、江戸時代に和歌が盛んだった出雲の歌人の歌を集めた歌集「出雲国名所歌集」「類題八雲集」や、その中に収められた和歌に関する資料を展示しています。
展示では、お手持ちのスマートフォンやタブレットを展示されているボードにかざすと、画面上に和歌や花の写真などのARコンテンツが浮かび上がります。貸し出し用のタブレットもあり、誰でも気軽に和歌の世界に触れられる展示となっています。
ARGO編集部のひとこと
文字だけで情緒や詠み手の心情を表現する和歌ですが、ARを活用することでその和歌の情景を伝え、内容をよりわかりやすく理解できるようにという試みです。また、デバイスを持たない人向けに貸し出しもおこなっており、地元の歌人について誰でも知識が深められる観光的施策ともなっています。
INFO
展覧会情報
期間:2018年10月20日(土)~11月11日(日)
場所:島根大学附属図書館1階 展示室 ※入場無料
主催:島根大学附属図書館