「高岡ARインフォメーション」を駅地下街に設置 写真案内板にスマホをかざすと動画がスタート
「高岡ARインフォメーション」と銘打った大型案内版が富山県高岡市の駅ビル、クルン高岡地下街に登場。縦約1.6m、横約12mの壁に、高岡のおすすめ観光名所の写真が7枚設置されています。
出典:高岡御車山祭 公式サイト
設置された写真をARアプリ「COCOAR」をダウンロードしたスマホで読み込むと、写真の観光地を紹介したムービーがスタート。写真だけでは伝わらない各スポットの魅力をARを活用し、観光客にダイレクトに伝えます。
動画は、高岡大仏や瑞龍寺、提灯山車が激しいぶつかり合いを繰り広げる伏木曳山祭や美しい山車が優雅なお囃子とともに高岡の旧市街を巡る高岡御車山祭など、同市の名所・催しの7つを用意。 「おくりびと」や「陰陽師」を手掛けた映画監督・滝田洋二郎氏(同県出身)とVRやドローンなどの最新機材を使いこなす写真家・中西学氏がそれぞれ作成した高岡市のPR動画を視聴することも可能です。
案内版の設置について担当者は、「高岡に訪れてくれた方々に写真や動画で地域の魅力を知ってもらい、現地にぜひ足を運んでもらいたい」とコメントしています。
ARGO編集部のひとこと
2020年は、新型コロナウイルス感染症の影響で伏木曳山祭や高岡御車山祭が残念ながら中止となってしました。しかし、観光客に動画を見てもらうことで、次回は自分の目で観たくなるような魅力を伝えることができます。ARはコンテンツの入れ替えが容易なため、定期的に動画や音声、ARフォトフレームやゲームなどを変更することが可能。掲示板に訪れる人を飽きさせない工夫ができます。
INFO
ARアプリ「COCOAR」
【ストアURL】App Store(iOS) / Google Play(Android)