ARで津波の高さを可視化!愛知県宇和島市のアプリ「伊達なうわじま安心ナビ」に新機能が実装
愛媛県宇和島市が配信するアプリ「伊達な うわじま安心ナビ」(iOS/Android)にアップデートが加えられ、新たにAR技術を採用した新機能を伴ってリリースされました。
「伊達な うわじま安心ナビ」とは宇和島の魅力や生活に便利な情報、緊急時の支援情報などをタイムリーに提供するためのアプリです。
<防災モードの新機能>
今回ARが取り入れられたのは、南海トラフ大地震が発生した際の避難活動を支援する「防災モード」。
新たにARで津波浸水深や標高を表す、
・「津波AR機能」
・「土砂災害警戒区域 特別警戒区域」
が追加されました。津波の「見える化」を行うことで、防災意識の向上を目指すとしています。
<「伊達な うわじま安心ナビ」について>
「防災モード」に加え、本アプリには以下3つのコンテンツがあります。
・「観光モード」 - 宇和島の観光地や飲食店、おすすめのまち歩きルートがわかる
・「健康モード(うわじま歩ポ)」 - ウォーキングをメインに健康増進を推奨するねらい
・「子育てモード」 - 子育て世代に役立つ情報を随時発信
さらに英語、中国語、韓国語にも対応しており、訪日外国人にも対応できる仕様になっています。
ARGO編集部のひとこと
愛知県宇和島市は海に面した地域が多いため、豊かな水産資源がある一方で、津波を中心とした災害リスクを想定する必要があると思います。そんなときに新機能を活用すれば、有事に備えた対策ができ、避難もスムーズにできそうですね。本事例だけでなく、近年頻発する自然災害の発生を受けて、大分市では「おおいた洪水ハザードアプリ」の配信や、静岡県の「防災アプリ」など全国でAR技術を活かした災害対策アプリが増えてきています。
INFO
ARアプリ「伊達な うわじま安心ナビ」
【ストアURL】App Store(iOS) / Google Play(Android)