ウェブARメディアによって変わりゆく渋谷の街の歩き方が変わる!「SoundMap」
2020年3月11日(水)にラジオ番組を提供するJ-WAVE・商業施設の渋谷パルコ・デジタル技術・活用方法を提供するDG LabとDGマーケティングデザインが一体となって協力し、アプリを必要とせず音のAR体験ができるウェブARメディア「SoundMap」がリリースされました。またSoundMapと連動するラジオ番組「SHIBUYA DESIGN」も3月7日からあわせてスタートしています。
SoundMapは自分がいる場所に関するコンテンツを聴取できるほか、マップ上などから興味のあるコンテンツを選択して楽しむことも可能です。J-WAVEの新ラジオ番組「SHIBUYA DESIGN」ではこれから変わりゆく渋谷を舞台に渋谷カルチャーを番組内で紹介しています。この番組で取り上げたスポットが「SoundMap」上で紹介されています。
例えば生花店の近くを通りかかったユーザーに番組で放送された生花店の音声コンテンツを提供するなど、ユーザーの位置情報に合わせた情報で価値を高め、ユーザーの興味喚起、店舗への来客数増員にも貢献していく予定です。
このオンライン(デジタル)とオフライン(リアル)を融合して新たな価値を提供していくという考え方がOMO(Online Mergers with Offline)といわれるものです。
大規模工事中の渋谷駅周辺では、新たな商業施設として渋谷スクランブルスクエアがオープンし、渋谷PARCOもリニューアルオープンしました。今年6月には宮下公園も複合商業施設&公園「MIYASHITA PARK」として生まれ変わる予定です。
OMO情報発信を通じて変わりゆく渋谷の新たな歩き方が提案されています。
ARGO編集部のひとこと
位置情報により音声ARコンテンツを発信する事例には、人気アナウンサーと霞が関を散歩している気分が味わえる「飯田浩司と行く霞が関・音 さんぽ」や、園内情景に合わせて音声ARを楽しめる「ムーミンバレーパーク」があります。
通信の高速化・大容量化の5Gや、ウェブARの増加などの技術の革新により、音声ARサービスがますます増えていくと予想されるため、注目したいところです。