AR教育アプリ「Wonderscope」内コンテンツの無償提供が開始
AR/VRの制作・配信を手がけるソフトウェア会社のWITHINは新型コロナウイルス感染症拡大を受け、AR教育アプリ「Wonderscope」におけるコンテンツを無償で提供することを決定しました。
「Wonderscope」はAR技術を活用した子ども向け教育アプリで、Kids Screen Awards 2020(キッズスクリーンアワーズ2020)で「ベストラーニングアプリ」を受賞しています。休校中、子どもが楽しめるものを探している保護者のためにWITHINは6月までアプリ内のストーリーをすべて無料で提供すると発表しました。
本アプリには、空間認識ARが活用されており、3Dで登場したキャラクターと会話をしたりキャラクターの指示に従ってタップアクションを行うことで、英語のリスニングや音声認識による発音、文法を楽しく学習することが可能です。また、ストーリーによっては歴史や科学といったジャンルを学ぶこともできます。
<無料で体験できる7つのストーリー>
- ・Willowcrest Manor:幽霊になり、執事の幽霊から脅かし方を教わります
- ・Lauren and the Three Bears:熊の家族の家に忍び込んでしまったローレンのお話
- ・Wonder’s Land Ringmaster Wanted:「Wonder’s Land」のリングマスター「Wonder」に会おう
- ・A Brief History of Amazing Stunts by outstanding people:歴史上、最も不可能だといわれた3つのスタントを成功させた人々に会おう
- ・Little Red the Inventor:「赤ずきん」の友だちになり、狼から彼女を助けます
- ・Clio’s Cosmic Quest::「Clio」と一緒に太陽系に関する知識を学びます
- ・Sinclair Snake:自然史博物館を探索しながら、悪名高い「Sinclair Snake」を探します
- ※通常、追加ストーリーは有料(4.99ドル)です。
- ※2020年4月現在、言語は英語のみの対応です。
ARGO編集部のひとこと
「Wonderscope」は空間認識ARを活用しており、3Dの建物やフィールドはどの角度からでも遊ぶことができます。更にキャラクターとプレイヤーのインタラクティブなコミュニケーションが可能なため、非常に深い没入感が得られます。 会話中の単語は簡単なものも多いため、英語初心者のユーザーでもリスニング力の向上に役立てることができるのではないでしょうか。
外出自粛が求められる昨今、「Wonderscope」をはじめ「とびだすぬりえ」「ARぬりえ」といった、親子で楽しめる室内エンターテインメントが国内でも幅広くリリースされています。
INFO
ARアプリ「Wonderscope」
【ストアURL】App Store(iOS)