GoogleがARアプリ「Floom」公開!ARで地球に穴を開けて反対側を覗ける
GoogleがARサービス「Floom」を2021年4月7日(水)に公開しました。GoogleのARサービス「Floom」は、研究部門Google Creative Labにより発表され、ユーザーはARで地球に穴を開け、自分が立っている場所から地球の反対側の場所の様子を覗くことができます。
Explore the world with Floom, a new experiment that lets you create AR tunnels to get to the other side of the planet ➝ https://t.co/QDn3ktteJF 🔎🌎 #WebXR pic.twitter.com/HDCmdy31Sx
— Google (@Google) April 7, 2021
Android上のChromeにおいてのみ利用できる「Floom」は、ウェブXR(XRはAR・VRなど~Rの技術の総称)とGoogleマップを組み合わせて構築されており、自分の足元に端末のカメラを向けることで画面上に現れるARのトンネルを通して、地球の裏側に何がある確認できます。足元に向ける角度を変えることで行き先も変わるため、地球上の様々な場所を探検できます。
本ARサービスはGoogleが公開したウェブブラウザベースのAR体験のひとつで、他にも最先端技術を活用した様々なコンテンツが紹介されています。AR技術を活用することで、従来では叶わなかったサービスが多数実現しており、今後どのような新しい体験が可能になるのか期待が高まります。
ARGO編集部のひとこと
長引くコロナ禍で海外旅行へ行くことが難しい現在、ARドアで旅行気分を楽しめる「au XR Door」や擬似旅行が体験できる「ARドア」、ARサイネージで海外旅行気分が味わえる「バーチャル海外旅行」など、AR技術を活用することで自宅にいながら知らない土地を旅する気分になれる施策は人気を集めています。AR施策は非接触で楽しめるという利点もあり、長期化が見込まれるコロナ禍でARサービスはより一層需要が高くなるでしょう。