「Google AR」に新たな3Dモデルが追加!アポロ11号や細胞が表示可能に
AR技術により3Dモデルを表示するGoogleの機能「Google AR」に2020年5月8日(金)新たなコンテンツが追加されました。AR人体解剖モデルや細胞、宇宙飛行士などさまざまなジャンルのコンテンツをGoogleサイトへの訪問で表示できます。
Without muscles, the ❤️ wouldn’t beat, 🦴 couldn’t move and 🍕 couldn’t be digested. Search for “muscular system” and tap “view in 3D” to learn more about your body’s power system 💪 #Google3D pic.twitter.com/bylhqSsySz
— Google (@Google) May 8, 2020
新たに追加された3Dは、人体解剖モデルや細胞など教育向けの内容がメイン。人体解剖モデルはBioDigital、細胞はVisible Bodyと協力して開発され、以下のワードで検索するとARで現れます。
- ・skeletal system(骨格系)
- ・circulatory system(循環器)
- ・Mitochondrion(ミトコンドリア)
- ・animal cell(動物細胞)
また今回のアップデートにより、世界80ヶ国の2,000以上の美術館や博物館の作品を楽しめるアプリ「Google Arts & Culture」にも新しくARオブジェクトが追加されたとのこと。
- ・Apollo 11(アポロ11号)
- ・Neil Armstrong(ニール・アームストロング、人類で初めて月面に降り立った人物)
- ・Chauvet Cave(ショーヴェ洞窟)
日本での実装はまだとなっていますが、これまでの動物の3D表示に加えて自宅にいながら細胞からアートまでさまざまなものをAR表示できるようになり、個人で楽しむだけでなく教育の場などでも活用ができるのではないでしょうか。
ARGO編集部のひとこと
リリース時に29種類の動物をAR表示できることで話題を呼んだ本機能。今回追加された3Dモデルもクオリティが高く、細部まで作り込まれています。Googleは、2020年5月7日(木)にはスマートフォン向けアプリ「Google Lens」をアップデートし、アプリでスキャンしたテキストを、PCのクリップボードにコピペする機能などを実装。AR技術を使った、いままでにない機能を精力的に開発し続けています。