ARバーチャル内覧がスマホひとつで可能!物件に入り込む感覚を味わえる体験型サービスが開始
株式会社YONDEは物件の内覧者数減少に悩む不動産業界向けにARを活用し物件のバーチャル内覧を可能にするサービスを開始しました。新型コロナウイルスの影響により物件の内覧者数が減少する中、スマートフォンひとつでAR物件のバーチャル内覧体験ができる「体験型広告」となっています。
バーチャル内覧を可能とするプロダクトは、ゴーグルやHMDなどのガジェットを装着することでバーチャル空間を体感したり、360度カメラで撮影された画像をパソコンの前に座って体感するものが主流となっていますが、YONDEではもっと簡単に利用できることをポイントとし、スマートフォンひとつで室内のサイズを体感できる仕組みが採用されています。その場を歩き回りながら間取りを把握することが可能となっています。
弊社(YONDE)から新サービスをリリースしました!
— 田坂洋一 / AR AdTech (@Yoichi_Tasaka) May 28, 2020
アプリ不要「自宅に居ながらARで物件をバーチャル内覧できる」体験型広告の提供を開始しました。
新型コロナウイルス禍で物件の内覧者数減少に悩む不動産業界向けのサービスとなっています。
▼プレスリリースはこちら▼https://t.co/3p3qff5ZmV pic.twitter.com/1ndGYtHWD9
YONDEのARバーチャル内覧はウェブAR技術を利用して開発されているため、アプリをダウンロードすることなく等倍サイズの3D映像で室内を確認できます。 その場を歩き回ることで内覧希望者に負担をかけずコンテンツを体験してもらうことができ、さらに簡単に既存サイトへ組み込むことができるという利点があります。
デモ動画に活用されているサンプルの物件はYONDE 代表:田坂洋一氏の母校G's ACADEMY FUKUOKAの校舎です。制作背景は、入学式が新型コロナウイルスの影響によりオンライン開催となり残念だったという後輩の声があったことでした。そこで少しでも学校の雰囲気が伝わればとARで内覧できるようにしたところ、予想以上に多くの反響が得られたとのこと。 今後、分譲マンションのショールームや学校の施設案内などさまざまな用途での活用が期待できます。
ARGO編集部のひとこと
これまでもAR・VRを活用し内覧を可能とするサービスが発表されていましたが、ウェブARを活用することでスマートフォンで手軽にアクセスし体感することが可能となりました。 他、ARで内覧を可能とする試みがされている例には、リノベーション物件再販事業者向けARプラットフォームや、AR・VR内覧・購入を可能としたECストア「JIBUN STORE」があります。