SB C&S株式会社がAR開発ツールやARアプリケーションの発売を開始
2019年6月3日、IT関連サービスの提供をおこなうSB C&S株式会社は、AR開発ツール「Vuforia」を提供するPTCジャパン株式会社と販売代理店契約を締結し、「Vuforia Studio」や「Vuforia Chalk」など5つのPTC製品の取り扱いを開始しました。
Vuforia Studioは、プラットフォーム「ThingWorx」で得られた豊富な3Dデータや知識を活用し、作業の効率化やより良い製品の構築、作業者の安全と生産性の改善に役立つ効果的なAR体験を提供できる開発ツールです。
Vuforia Chalkは、コミュニケーションや他者支援の新しい方法を実現するARアプリケーションで、様々な場所から参加するユーザーが同じ環境をリアルタイムで共有するとともに、チョークマークと呼ぶ簡単な注釈を描くことが可能です。
その他、ThingWorx Foundation、Creo、Windchillが販売されます。
ARGO編集部のひとこと
AR開発ツールが世に広まることによって、多くのアプリやサービスが登場することでしょう。中でも、近年ではEC市場において感染症拡大防止のために、遠隔からでも自由度の高い買い物体験が楽しめる「試し置き」「仮置き」施策が推し進められています。
大手通販サイトAmazonでは2020年秋から家電・家具のAR試し置きサービスをリニューアル、他LOWYAやIKEA、ニトリといったインテリア雑貨店でも早期からAR仮置の導入が見られた程、需要が高まっています。弊社サービス「LESSAR」では、スマホひとつあればその場で体験できるウェブAR・ブラウザAR®による試し置きを提供可能です。
また弊社ARアプリ「COCOAR」を利用した施策としては、密が避けられ人数を問わずスマホだけで参加可能な「ARスタンプラリー」や、購入後の商品に付加価値を与えユーザー満足度に寄与する「パッケージ×AR」施策など、ニューノーマル時代以降も各社様から継続的にご利用頂いております。